「バイオテクノロジー関連」が22位、新型コロナ関連で思惑買いの動き<注目テーマ>

特集
2020年4月14日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1 テレワーク

2 コロナウイルス

3 遠隔医療

4 マスク

5 巣ごもり

6 5G

7 教育ICT

8 ワクチン療法

9 宅配

10 農業関連

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「バイオテクノロジー関連」が22位となっている。

新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に与える影響が懸念されており、政府の財政政策や中央銀行の金融緩和政策に対する期待はあるものの、全体相場は方向感の定まらない動きが続いている。

そうしたなか、個別株テーマ買いの動きは活発で、特に新型コロナウイルスの感染拡大を背景に防疫関連株などが継続的に物色されている。当初はマスクや除菌剤などが人気の中心だったが、ここにきてワクチン の開発や検査薬及び治療薬に対する思惑を背景にバイオベンチャーの株価が強く刺激されている。きょうは、新型コロナワクチンの臨床試験前倒し報道などを受けてアンジェス<4563>が値幅制限いっぱいに買われたほか、人気素地の高いバイオ関連株が軒並み値を飛ばした。ここバイオベンチャーの宝庫であるマザーズ市場の戻り足が顕著で、個人投資家の資金余力も改善傾向にあることから、短期資金によるバイオ関連株への資金流入が勢いを増しているとの見方も出ている。

時価総額の大きい東証1部上場のタカラバイオ<4974>やペプチドリーム<4587>、JCRファーマ<4552>や、マザーズ市場のそーせいグループ<4565>、ヘリオス<4593>、プレシジョン・システム・サイエンス<7707>、ナノキャリア<4571>、カイオム・バイオサイエンス<4583>など、またジャスダック市場の免疫生物研究所<4570>、リプロセル<4978>、医学生物研究所<4557>、テラ<2191>なども大きく買われている。

出所:MINKABU PRESS

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