話題株ピックアップ【夕刊】(2):テラスカイ、北の達人、UUUM

注目
2020年4月15日 15時17分

■テラスカイ <3915>  2,650円  -360 円 (-12.0%)  本日終値  東証1部 下落率2位

14日に決算を発表。「今期経常は33%減益へ」が嫌気された。

テラスカイ <3915> が4月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年2月期の連結経常利益は前の期比4.0倍の7.6億円に拡大したが、21年2月期は前期比33.4%減の5億円に落ち込む見通しとなった。

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■北の達人 <2930>  469円  -48 円 (-9.3%)  本日終値  東証1部 下落率7位

14日に決算を発表。「今期経常は31%減益、前期配当増額も今期減配」が嫌気された。

北の達人コーポレーション <2930> が4月14日大引け後(15:30)に決算を発表。20年2月期の経常利益(非連結)は前の期比57.1%増の29.2億円に拡大したが、21年2月期は前期比31.3%減の20億円に落ち込む見通しとなった。同時に、前期の年間配当を4.2円→4.3円(前の期は3.6円)に増額し、今期は前期比1.3円減の3円に減配する方針とした。

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■UUUM <3990>  1,995円  -176 円 (-8.1%)  本日終値

UUUM<3990>が急反落。14日の取引終了後、20年5月期の連結業績予想について、売上高を260億円から220億円(前期比11.5%増)へ、営業利益を14億円から9億5000万円(同23.8%減)へ、純利益を8億8000万円から4億円(同55.0%減)へ下方修正したことが嫌気された。YouTubeにおけるシェアが低下したことなどにより、アドセンス(YouTubeからの収益)を中心に売上高が計画を下回って推移していることに加えて、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、アドセンス収益や広告収益が国内企業の広告出稿の自粛などの影響を受ける可能性があるという。また、第4四半期に予定しているイベントの中止に伴い、イベント開催に伴うチケット収入や関連グッズ売り上げが影響を受けていることも考慮したという。なお、同時に発表した第3四半期累計(19年6月~20年2月)決算は、売上高167億6700万円(前年同期比24.3%増)、営業利益10億2300万円(同2.7%増)、純利益5億2000万円(同15.9%減)だった。

■松屋 <8237>  605円  -52 円 (-7.9%)  本日終値

14日に決算を発表。「前期経常は46%減益で着地・12-2月期(4Q)経常は49%減益、今期業績は非開示」が嫌気された。

松屋 <8237> が4月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年2月期の連結経常利益は前の期比45.5%減の9.9億円に落ち込んだ。なお、21年2月期の業績見通しは開示しなかった。

⇒⇒松屋の詳しい業績推移表を見る

■SFPホールディングス <3198>  1,289円  -79 円 (-5.8%)  本日終値

14日に決算を発表。「前期経常は10%減益で着地・12-2月期(4Q)経常は24%減益、今期業績は非開示」が嫌気された。

SFPホールディングス <3198> が4月14日大引け後(15:30)に決算を発表。20年2月期の連結経常利益は前の期比9.5%減の29.1億円に減った。なお、21年2月期の業績見通しは開示しなかった。

⇒⇒SFPホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■ドトル日レス <3087>  1,634円  -34 円 (-2.0%)  本日終値

ドトール・日レスホールディングス<3087>は反落。14日の取引終了後に発表した20年2月期連結決算は、売上高1311億9300万円(前の期比1.5%増)、営業利益102億8900万円(同1.4%増)、純利益60億5800万円(同2.4%増)と小幅ながら増収増益で着地したが、反応は限定的のようだ。新メニュー開発や店舗改装の推進に取り組んだことに加えて、新規業態のブラッシュアップなどの事業基盤の強化策が奏功した。また、物流や購買の見直しなどの徹底したコスト管理も寄与した。なお、21年2月期通期業績予想は、新型コロナウイルスによる影響が現段階で合理的に算定することが困難なことから未定としている。同時に、発行済み数の9.88%に当たる500万株を4月30日付で消却すると発表。消却後の発行済み株式数は4560万9761株となる予定だ。

■東京衡機 <7719>  218円  +50 円 (+29.8%) ストップ高   本日終値

14日に決算を発表。「今期経常は1%増で3期連続最高益更新へ」が好感された。

東京衡機 <7719> [東証2] が4月14日大引け後(15:45)に決算を発表。20年2月期の連結経常利益は前の期比33.0%増の3.7億円に拡大し、従来予想の2.3億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。21年2月期も前期比1.3%増の3.8億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収、増益になる。

⇒⇒東京衡機の詳しい業績推移表を見る

■ロゼッタ <6182>  2,820円  +500 円 (+21.6%) ストップ高   本日終値

ロゼッタ<6182>がストップ高。14日の取引終了後に発表した20年2月期連結決算は、売上高39億1000万円(前の期比34.5%増)、営業利益4億4800万円(同32.8%増)となり、3月23日に発表した予想値にほぼ沿った形で着地した。同社ではMT(機械翻訳)事業が急成長期に入ったことから、業績予想を最低額のみの開示とし、21年3月期予想を上記の過去最高売上高、営業利益以上とのみ発表しているが、MT事業の足もとの状況について、新規顧客の獲得手段である展示会などのイベントが中止になり新規受注高に影響する恐れがあるものの、「3月の既存顧客も含めた全体の実績ではむしろ逆に好調で、受注高、翻訳利用量ともに過去最高を更新している」としており、これが好感された。

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