ソフトバンクGは断トツの売買代金こなし、全体下げ相場に逆行する動き
ソフトバンクグループ<9984>が全体下げ相場のなかで3日続伸と強さを発揮している。香港や米国株市場などで同社が保有するアリババ集団の株価が戻り歩調を強めており、直近こそ上昇一服となったものの株式含み資産の拡大が空売り買い戻しを誘発する背景にある。ソフトバンクGの信用取組は買い残が大幅減少する一方で売り残が大幅に増加しており、信用倍率は0.9倍と売り長に変わっている。きょうは全上場企業のなかで売買代金も断トツで個人投資家の注目度の高さをうかがわせる。