ゲンダイが大幅反落、20年3月期決算の計画下振れと21年3月期営業赤字転落見通しを嫌気
ゲンダイエージェンシー<2411>が大幅反落している。17日の取引終了後に発表した20年3月期連結決算が、売上高111億1500万円(前の期比7.9%減)、営業利益4億6000万円(同34.7%減)となり、従来予想の営業利益5億1000万円を下回って着地したことに加えて、21年3月期業績予想で売上高68億5000万円(前期比38.4%減)、営業損益6億5000万円の赤字と、営業損益が赤字転落する見通しであることが嫌気されている。
新型コロナウイルス感染症の影響で、広告事業の主要顧客であるパチンコホールで多額の広告需要消失が予想されることに加えて、新たな顧客開拓と各種広告の拡販を進めているフィットネス施設についても休業が相次いでいることから、広告需要が低調に推移すると見込んでいる。