モノタロウは高い、会員増など寄与し第1四半期営業利益は26%増
MonotaRO<3064>は高い。前週末24日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高369億3300万円(前年同期比18.9%増)、営業利益45億400万円(同26.2%増)、純利益31億6600万円(同27.0%増)と大幅増益となったことが好感されている。
期中に27万4791口座の新規顧客を獲得し、第1四半期末の登録会員数が438万4492口座に増加したことに加えて、韓国子会社でインターネット広告の出稿を中心に積極的な顧客獲得活動を推進して顧客基盤を拡大させたことが寄与した。また、新型コロナウイルス関連商品への需要が増えたことも貢献した。
なお、20年12月期通期業績予想は、売上高1564億6800万円(前期比19.0%増)、営業利益185億6900万円(同17.2%増)、純利益129億9700万円(同18.3%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、上限を1万3100株(発行済み株数0.01%)、または4847万円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。経営環境の変化に対応した、機動的な資本政策の遂行を目的としているという。