TSIHD急反発、子会社が医療用ガウン生産へ
TSIホールディングス<3608>が急反発している。同社はきょう、新型コロナウイルスの感染拡大で不足している医療用ガウンの生産を開始すると発表しており、これが買い材料視されているようだ。
同社は政府の要請に応じて4月中旬から積極的に企画生産の準備を進め、このほど子会社のTSIソーイングの米沢工場と宮崎工場での生産開始の決定に至った。生産する医療用ガウンは、感染症防護として幅広く利用でき、主に手術以外の施術や簡易な処置、面会者や患者などに使用されるコストと性能に優れた使い捨てのアイソレーションガウンで、ポリエステル撥水織物や不織布防水フィルム素材を使っている。なお、新型コロナに対応した医療用関連資材の生産は、4月からの両工場でのマスク生産に続くものとなる。