本日注目すべき【好決算】銘柄 イビデン、SBテク、メタウォータ (27日大引け後 発表分)
27日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
イビデン <4062> ★前期経常が上振れ着地・今期は26%増益へ
◆20年3月期の連結経常利益は前の期比69.6%増の213億円に拡大し、従来予想の170億円を上回って着地。続く21年3月期も前期比26.4%増の270億円に伸びる見通しとなった。今期はデータセンター向けなど高性能な電子部品ニーズが拡大するなか、量産を開始する最先端ICパッケージ基板などの販売が増加し、電子部門の収益が大きく伸びる。また、セラミック部門では排ガス規制の強化で需要拡大が見込まれる新興国・大型車用の受注を取り込む方針で採算改善を見込む。
ジューテック <3157> ★前期経常を一転8%増益に上方修正
◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の16.5億円→20.5億円に24.2%上方修正。従来の13.0%減益予想から一転して8.1%増益見通しとなった。売上高が計画通りに推移する中、採算改善に取り組んだ効果で利益は大きく上振れした。
秀英 <4678> ★前期経常を4.4倍上方修正
◆20年3月期の連結経常損益を従来予想の1.2億円の黒字→5.5億円の黒字(前の期は0.2億円の赤字)に4.4倍上方修正した。新型コロナウイルス感染拡大の影響による3月新年度の入学と春期講習募集の不振で売上高は計画未達だったものの、校舎維持管理費・校舎賃借料の削減や教材の過剰発注の抑制、広告宣伝の効率化などが奏功し、採算は大きく改善した。
SBテク <4726> ★今期経常は19%増で2期連続最高益、前期配当を10円増額・今期も30円継続へ
◆20年3月期の連結経常利益は前の期比32.4%増の30.3億円に拡大して着地。続く21年3月期も前期比18.7%増の36億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はテレワークの定着やデジタル化の加速を背景に、クラウドセキュリティ案件が伸びるほか、ソフトバンク各社向けベンダーマネジメント案件が拡大し、売上高は前期比6.3%増の620億円を見込む。
併せて、前期の年間配当を20円→30円(前の期は20円)に増額し、今期も30円を継続する方針とした。
トーアミ <5973> [東証2] ★前期経常を45%上方修正
◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の1億7000万円→2億4700万円に45.3%上方修正。増益率が4.4倍→6.3倍に拡大する見通しとなった。低調な鉄筋需要や物流費の高騰などのマイナス要因はあったものの、販売価格の回復と安定推移した国内外の原材料価格が寄与し、利幅が改善したことが上振れの要因となった。
能美防災 <6744> ★前期経常を2期ぶり最高益に26%上方修正
◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の122億円→154億円に26.2%上方修正。増益率が4.8%増→32.3%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。堅調に積み上がった受注を背景に、売上高が計画を上回ったことが寄与。好採算案件が集中したことに加え、業務効率化など原価低減が進んだことも利益を押し上げた。
PLANT <7646> ★上期経常を4倍上方修正
◆20年9月期上期(19年10月-20年3月)の経常利益(非連結)を従来予想の5000万円→1億9900万円に4.0倍上方修正。減益率が78.9%減→16.0%減に縮小する見通しとなった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響による内食需要の高まりを背景に、食品などの販売が想定以上に伸びたことが収益を押し上げた。
メタウォータ <9551> ★今期経常は11%増で8期ぶり最高益、9円増配へ
◆20年3月期の連結経常利益は前の期比6.7%増の81.3億円で着地。続く21年3月期も前期比10.7%増の90億円に伸び、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は公民連携事業をはじめとする大型案件や長納期案件などの受注が順調に積み上がるなか、収益力の強化に向けた合理化やコスト削減、低採算案件の解消などで利益率が向上する。
併せて、今期の年間配当は前期比9円増の80円に増配する方針とした。
株探ニュース