来週の為替相場見通し=107円台意識し上値模索の展開も

通貨
2020年5月8日 18時15分

来週の外国為替市場のドル円相場は、上値を模索する展開が予想される。予想レンジは1ドル=105円70~107円50銭。

市場では、今晩発表の米4月雇用統計の結果に対する関心が高い。非農業部門雇用者数、失業率ともに記録的な大幅悪化が見込まれている。ただ、米国では経済活動再開に向けての動きが強まっており、この先の雇用環境は改善に向かうとの見方も出てきそうだ。ドルは106円前後が下値抵抗線となっており、大幅なドル安・円高は見込みにくい。むしろ、悪材料一巡で107円台を意識し上値を模索する展開が予想される。来週の経済指標の発表は12日の中国と米国の4月消費者物価指数、15日の中国4月鉱工業生産、米4月小売売上高などが目立つ程度。為替相場は、米経済再開に向けたNYダウの動向に左右される展開が見込まれる。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.