ソニーが続落、20年3月期決算は営業利益5.5%減
ソニー<6758>が続落している。13日の取引終了後に発表した20年3月期の連結業績が、売上高8兆2598億円(前の期比4.7%減)、営業利益8454億5900万円(同5.5%減)、最終利益5821億9100万円(同36.5%減)と減益だったことが嫌気されている。
イメージセンサーは好調に推移したものの、スマートフォンやテレビなどの販売台数が減少したことに加えて、プレイステーション4のハード及びソフトが落ち込んだことが響いた。また、前期にEMIの連結子会社化により再評価益1169億円を計上した反動も影響した。なお、21年3月期業績予想は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現時点で合理的な算定が困難であるとして未定としている。