カイオムが年初来高値更新、国内製薬企業との取り引き拡大で第1四半期売り上げ順調

材料
2020年5月18日 14時50分

カイオム・バイオサイエンス<4583>はストップ高の354円に買われ、年初来高値を更新した。前週末15日の取引終了後、20年12月期第1四半期(1~3月)単独決算を発表。営業損益は4億2600万円の赤字(前年同期比横ばい)にとどまるものの、売上高を9000万円(同42.3%増)と順調に伸ばしたことが好感されている。

がん治療用抗体CBA-1205の毒性試験費や技術研究所の拡張費用の増加などが損益を悪化させた。ただ、国内製薬企業の取り引きが拡大したほか、同社独自の抗体作製技術「ヒトADLibシステム」を活用した新規の抗体作製による売り上げを計上した。

なお、通期業績見通しは、創薬事業における合理的な業績予想の算定が困難であることから、創薬支援事業の数値のみを公表しており、売上高4億8000万円の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.