イード---3Qは売上高が1.4%増、連結売上高は前年同期比較で過去最高を更新

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2020年5月18日 17時42分

イード<6038>は15日、2020年6月期第3四半期(19年7月-20年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.4%増の39.78億円、営業利益が同13.6%減の3.29億円、経常利益が同14.1%減の3.30億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.8%減の2.48億円となった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、リアルな展示会・イベント等の延期や中止、外出自粛による消費行動の抑制等が続いており、同社においても2月半ばから広告需要の減少傾向等、第3四半期において一部影響がみられた。

コンテンツマーケティングプラットフォーム事業(CMP事業)の売上高は前年同期並みの33.15億円、セグメント利益は前年同期比27.6%減の2.59億円となった。ネット広告売上高は同8.4%増の14.34億円、データ・コンテンツ提供売上高は同0.8%減の13.95億円、出版ビジネス売上高が同29.6%増の2.36億円となった。また、一部連結子会社株式売却によりシステム売上高は同34.1%減の2.75億円となった。

コンテンツマーケティングソリューション事業(CMS事業)の売上高は前年同期比9.6%増の6.63億円、セグメント利益は201.2%増の0.70億円となった。CMS事業は、リサーチソリューションで売上高が前年同期並みとなり、ECソリューションは、大型案件の受注により売上高が同46.4%増加となった。

2020年6月期通期については、売上高が前期比0.1%増の52.00億円、営業利益が同35.6%減の2.00億円、経常利益が同41.0%減の1.85億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同33.1%減の1.30億円と連結業績予想を下方修正した。新型コロナウイルス感染拡大による、事業環境への影響が本格化しており、新型コロナウイルスの影響度合いが2020年6月末まで継続することを前提に、保守的に見直した。

《SF》

提供:フィスコ

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