「教育ICT」が9位にランク、コロナ禍を奇貨にGIGAスクール構想加速へ<注目テーマ>

特集
2020年5月20日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1 テレワーク

2 遠隔医療

3 5G

4 コロナウイルス

5 バイオテクノロジー関連

6 人工知能

7 半導体

8 新型コロナウイルス薬

9 教育ICT

10 ゲーム関連

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「教育ICT」が9位にランクされている。

コロナ禍を奇貨として、産業のさまざまな分野で変化が起こりつつあるが、教育分野もその一つ。小中・高校の一斉臨時休校により、通学して教室で一斉授業を受ける代わりに、オンライン学習が急速に普及しているほか、インターネット会議システムを用いて始業式を行う学校も見られた。ただ、オンラインによる学習は大学や私学では導入が進むものの、公立の小中・高校の多くは、環境も制度も整っていないのが実情であることから、文部科学省は4月7日、2023年度までとしてきた小中学生に1人1台パソコンを配備するGIGAスクール構想を前倒しで進め、今年度末までに実現する方針を発表した。あわせて、カメラやマイクなどの購入費も支援するほか、通信環境が整っていない家庭にはモバイルルーターも貸し出す方針だ。こうした動きに伴い、他の先進国に比べて遅れが目立っていた日本でも、今後はその遅れを取り戻す動きが加速するとみられ、関連する企業のビジネスチャンスが広がりそうだ。

こうした動きを受けて関連銘柄への関心は根強い。この日は、法人向けパソコン販売を展開するハイパー<3054>、入試に関するソリューションを提供するODKソリューションズ<3839>オンライン学習教材を手掛けるチエル<3933>やすららネット<3998>が堅調な動き。また、EduLab<4427>やメディアシーク<4824>なども高い。

出所:MINKABU PRESS

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