ケア21が続急伸、施設系事業所の稼働率順調で上期業績は計画上振れ
ケア21<2373>が続急伸し、4カ月ぶりに年初来高値を更新している。20日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(19年11月~20年4月)連結業績について、営業利益が1億3000万円から5億7000万円(前の期比59.2%増)へ、純利益が8000万円から3億5000万円(同54.2%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。
売上高は165億円(同10.6%増)の従来予想に沿った形となったが、施設系事業所の稼働率が全体として想定よりも高く推移したことに加えて、在宅系事業所も新規利用者獲得のための施策効果が予想を上回り利益効率を押し上げた。また、業務関連システムの更新に伴い関連業務や関連費用の削減に注力したことも寄与した。