米国株見通し:弱含みか、米中対立で3連休前の売り

市況
2020年5月22日 16時52分

(16時40分現在)

S&P500先物      2,909.75(-27.25)

ナスダック100先物  9,260.38(-95.37)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は200ドル超安。欧米株安の波及も見込まれ、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。

21日の主要3指数は反落。ダウは101ドル安の24474ドルで取引を終えた。この日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景況指数や新規失業保険申請件数などの経済指標は、軒並み前回からの改善が示された。新型コロナウイルス感染者が全米最多のNY州でも徐々に制限措置が緩和され、経済正常化への期待感から株高に振れる場面もあった。ただ、コロナ感染拡大をめぐる米中対立が嫌気され、指数は下げに転じた。

本日も売りに押される展開となりそうだ。経済活動の再開は市場心理を改善させているものの、今後の米中関係悪化に警戒感が広がっており、引き続き株価の下押し要因となろう。中国政府は本日開幕した全人代で、香港での対中抗議活動を抑止する法整備を議論する見通し。内容によってはトランプ政権が強く反発するとみられる。一方、週明け25日はNY市場がメモリアルデーに伴う休場のため、3連休を前に調整の売りが見込まれる。

《TY》

提供:フィスコ

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