東京為替:ドル・円は反落、夕方にかけて一段安

通貨
2020年5月22日 17時21分

22日の東京市場でドル・円は反落。仲値にかけて107円76銭まで上昇。ただ、日銀の臨時金融政策決定会合での政策内容が限定的となり、円買いに基調に。また、米中対立の先鋭化も円買いを誘発し、ドルは夕方にかけて朝方の安値を下抜け107円39銭まで下落。

・ユーロ・円は117円98銭から117円14銭まで値を下げた。

・ユーロ・ドルは1.0954ドルから1.0913ドルまで弱含んだ。

・17時時点:ドル・円107円40-50銭、ユーロ・円117円10-20銭

・日経平均株価:始値20,583.95円、高値20,615.12円、安値20,334.99円、終値20,388.16円(前日比164.15円安)

【金融政策】

・日銀:マイナス金利を?0.1%、長期金利目標をゼロ%程度に維持

中小企業などの資金繰り支援制度を決定

新規貸出制度の資金供給対象は約30兆円

新型ウイルス対応特別プログラムで総枠75兆円を用意

【経済指標】

・NZ・1-3月期小売売上高:前期比-0.7%(予想:-1.5%、10-12月期:+0.7%)

・日・4月全国消費者物価指数(生鮮品除く):前年比-0.2%(予想:-0.1%、3月:+0.4%)

・英・4月小売売上高(自動車燃料含む):前月比-18.1%(予想:-15.5%、3月:-5.2%←-5.1%)

【要人発言】

・ラムスデン英中銀副総裁

「6月の金融政策委員会(MPC)などでより多くの量的緩和に踏み切る可能性」

・李中国首相

「人民元相場は基本的に安定した状態を維持」

「外貨準備を適切な水準に維持する」

「財政政策はより積極的に、金融政策はより柔軟に」

・中国政府

「2020年にウイルス対策向け国債1兆元を発行する計画」

・ロバートソンNZ財務相

「ヘリコプターマネーのコンセプトについて議論されているが、本格的ではない」

《TY》

提供:フィスコ

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