アグレ都市がS高、20年3月期営業利益は従来予想をやや下回るも26%増で着地
アグレ都市デザイン<3467>がストップ高の525円に買われている。前週末22日の取引終了後に発表した20年3月期の単独決算は、売上高181億5300万円(前の期比15.5%増)、営業利益7億500万円(同26.2%増)、純利益3億5500万円(同44.5%増)と、従来予想の営業利益7億2400万円をやや下回ったものの、大幅増益で着地したことが好感されている。
戸建販売事業で、自社ブランド「アグレシオ・シリーズ」278棟、土地分譲24区画を引き渡したことで売上高は過去最高を更新した。事業用地の価格高騰で売上総利益率は伸び悩んだものの、経費削減に努めたことが増益に貢献した。なお、21年3月期業績予想は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を合理的に算定することが困難であるとして未定としている。