東京株式(前引け)=大幅続伸、買い戻し誘発し2万1000円台回復

市況
2020年5月26日 11時53分

26日前引けの日経平均株価は前営業日比455円39銭高の2万1197円04銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億6933万株、売買代金概算は1兆1102億3000万円。値上がり銘柄数は1562、対して値下がり銘柄数は522、変わらずは84銘柄だった。

前日の米国株市場は休場だったものの、欧州株市場でドイツやフランスなどが大きく買われ、この流れが東京市場にも波及した。緊急事態宣言の全面的解除を拠りどころに経済活動の再開期待からリスクを取る動きが優勢。特に空運株などをはじめ空売り筋の買い戻しが加速し、踏み上げ相場の様相を呈すなか日経平均は上げ幅を拡大した。前場は450円あまりの上昇で高値引けとなり、フシ目の2万1000円台を回復した。

個別ではファーストリテイリング<9983>が大幅高、ソフトバンクグループ<9984>も買い優勢。JAL<9201>が活況高となり、トヨタ自動車<7203>も上昇した。東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体関連も高い。日本ケミコン<6997>がストップ高、ペッパーフードサービス<3053>も値幅制限いっぱいに買われた。半面、ソニー<6758>が軟調、味の素<2802>も値を下げた。シマノ<7309>も下押した。ベネッセホールディングス<9783>が急落したほか、ライドオンエクスプレスホールディングス<6082>も大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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