東京株式（寄り付き）＝売り買い交錯、米株急伸も戻り売り圧力
２７日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比２１円安の２万１２４９円と小反落。
前日の欧米株市場が総じて高く、米国株市場ではＮＹダウが５００ドルを超える上昇で約２か月半ぶりの高値をつけており、これを受けて東京市場でもリスク選好の流れが意識されている。直近発表された市場予想を上回る堅調な米経済指標も強気の拠りどころとなる。ただ、緊急事態宣言の全面解除を材料に日経平均は前日に大きく上値を伸ばしていたこともあり、２万１０００円台前半では戻り売り圧力も強い。前日に先物主導で上がった主力株は上値が重く、中小型材料株の個別物色に流れが傾く可能性がある。