外為サマリー:107円50銭前後で推移、米中対立の行方などを注視
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=107円52銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=117円82銭前後と同7銭程度のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、午前10時過ぎに一時107円61銭まで上昇したが、その後は107円50銭台を中心とする狭いレンジでの一進一退が続いた。この日の日経平均株価は午後に前日比で100円を超す上昇となったが、為替相場の値動きは限定的だった。中国は全人代であすにも「香港安全法」を採択する見通し。トランプ米政権は中国に対する制裁を科す姿勢をみせていることから、米中対立の行方が市場の関心を集めている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0958ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。