5日の株式相場見通し=上昇一服か、目先買い疲れ感も

市況
2020年6月5日 7時52分

5日の東京株式市場は、利益確定売り圧力が意識され軟調な展開となりそうだ。前日の米国株市場では景気底入れへの期待を背景にNYダウが小幅ながら続伸したものの、取引時間中は190ドル近く下げる場面もあった。また、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反落しており、買い疲れ感も垣間見える状況で、東京市場でも目先上昇一服となる可能性がある。前日のECB理事会では追加金融緩和を決定したが、これは相場には事前に織り込まれていた。外国為替市場で円安に振れている点はポジティブ材料ながら、日本時間今晩に予定される5月の米雇用統計発表を控え、積極的な買いは入りにくい。

4日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比11ドル93セント高の2万6281ドル82セントと4日続伸。ナスダック総合株価指数は、同67.098ポイント安の9615.813だった。

日程面では、きょうは4月の家計調査、4月の景気動向指数(速報値)が開示。海外では、5月の米雇用統計、4月の米消費者信用残高などが発表される。

出所:MINKABU PRESS

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