9日の株式相場見通し=上値重い、ナスダック最高値更新も円高など警戒

市況
2020年6月9日 7時50分

9日の東京株式市場は、引き続きリスク選好ムードは強いものの、前日まで日経平均株価は6連騰で約1300円も水準を切り上げていることもあり上値の重い展開が想定される。前日の米国株市場でNYダウやナスダック総合指数など主要株指数が上値追いを続けており、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は約3カ月半ぶりに過去最高値を更新した。これを受けて東京市場でも景気敏感株を中心に買いが先行しそうだが、外国為替市場で急速にドル安・円高方向に押し戻されていることなど警戒材料もある。明日までの日程で行われるFOMCの結果を見極めたいとの思惑も買い手控え感につながる。2万3000円台前半で強弱感が対立し、売り買いを交錯させそうだ。

8日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比461ドル46セント高の2万7572ドル44セントと6日続伸。ナスダック総合株価指数は、同110.664ポイント高の9924.745だった。

日程面では、5月のマネーストック、5月の工作機械受注など。海外では、FOMCが10日までの日程で開催。このほか、4月の米卸売在庫・売上高、米10年国債の入札など。

出所:MINKABU PRESS

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