米国株見通し:もみ合いか、連日の大幅高で調整を意識も

市況
2020年6月9日 16時07分

(15時50分現在)

S&P500先物      3,221.38(-6.12)

ナスダック100先物  9,888.50(+3.75)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は100ドル安。欧州株安も波及するとみられ、今晩の米株式市場は売り先行となりそうだ。

8日の主要3指数は大幅続伸。ナスダックは過去最高値を更新し、10000ポイントが視野に入った。アマゾンの大幅高などが指数の上昇に寄与。ダウも買いが継続し、461ドル高の27000ドル台半ばまで浮上している。前週末に発表された雇用統計が想定外の大幅改善を示したことから、底打ち期待が強まった。この日は材料難のなか、経済の早期正常化を見込み、景気敏感銘柄を中心に買いが続いた。

今晩の取引も堅調地合いに変わりはなく、景気回復の観測で買いが入りやすい展開となりそうだ。原油価格も高値圏でもみ合っており、エネルギー関連は引き続き下げづらい。前日買われたアマゾンなどの上昇基調が続けば、ナスダックは連日の最高値更新による大台到達で一段の買いを加速させる可能性もあろう。ただ、今日と明日の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定を控え様子見ムードが広がりやすいなか、足元の大幅高で調整の売りも想定したい。

《TY》

提供:フィスコ

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