「サイバーセキュリティ」関連が8位、テレワーク加速で法整備の動きも<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が8位となっている。
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、企業のテレワーク導入が加速している。今後新型コロナが収束の方向となっても、ニューノーマルを象徴するビジネス形態として在宅勤務を推奨する環境は継続する可能性が高いとみられている。
ただ、テレワークを推進するうえで避けられないのはセキュリティの充実。自民党の情報通信戦略調査会が直近、通信キャリアによるサイバー攻撃者の通信遮断などを盛り込んだサイバーセキュリティ強化に関する提言をまとめたことが伝わっている。日本は世界的にも後れをとっており、今後政府による法整備の動きが本格化するなかで、株式市場でもサイバー防衛関連銘柄への視線が一段と高まることが予想される。
関連銘柄としてはFFRI<3692>、セキュアヴェイル<3042>、セグエグループ<3968>、テリロジー<3356>、セラク<6199>、ソリトンシステムズ<3040>、イー・ガーディアン<6050>などに注目しておきたい。
また、社内会議などの際に通信を暗号化して安全性を高めるVPN(仮想私設網)などが頻繁に活用されているが、回線の渋滞が問題視される状況となっている。それを解消すべく米グーグルなどが取り組んでいるクラウドを活用した新たなセキュリティー対策などにもマーケットの関心が向かう可能性がある。