ワッツが大幅高で年初来高値更新、消費者のデフレマインドが追い風に
ワッツ<2735>が大幅高で３連騰、一時６％を超える上昇で９５７円まで上値を伸ばし年初来高値を更新した。時価は２０１８年１０月以来の高値圏で、１８年８月以来の１０００円大台回復も視野に入ってきた。１００円ショップ大手で小規模店舗の直営展開を特長とし、機動力の高い経営が強みとなっている。コロナ禍で消費者のデフレマインドが醸成されるなか、１００円ショップの売り上げは伸びる傾向にある。同社の月次売上高も新型コロナウイルスの影響が出始めた２月は既存店ベースで前年同月比１７％増、３月は９％増、４月は１６％増、５月も１６％増と高水準の伸びを続けている。２０年８月期第２四半期（１９年９月～２０年２月）の業績は営業利益が前年同期比２．１倍の７億８６００万円と急拡大している。
最終更新日：2020年06月18日 11時27分
