「サイバーセキュリティ」関連が8位、テレワーク加速で法整備の動きも<注目テーマ>

特集
2020年6月16日 12時22分

★人気テーマ・ベスト10

1 デジタルトランスフォーメーション

2 SaaS

3 テレワーク

4 バイオテクノロジー関連

5 コロナウイルス

6 人工知能

7 5G

8 サイバーセキュリティ

9 半導体

10 遠隔医療

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が8位となっている。

新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、企業のテレワーク導入が加速している。今後新型コロナが収束の方向となっても、ニューノーマルを象徴するビジネス形態として在宅勤務を推奨する環境は継続する可能性が高いとみられている。

ただ、テレワークを推進するうえで避けられないのはセキュリティの充実。自民党の情報通信戦略調査会が直近、通信キャリアによるサイバー攻撃者の通信遮断などを盛り込んだサイバーセキュリティ強化に関する提言をまとめたことが伝わっている。日本は世界的にも後れをとっており、今後政府による法整備の動きが本格化するなかで、株式市場でもサイバー防衛関連銘柄への視線が一段と高まることが予想される。

関連銘柄としてはFFRI<3692>、セキュアヴェイル<3042>、セグエグループ<3968>、テリロジー<3356>、セラク<6199>、ソリトンシステムズ<3040>、イー・ガーディアン<6050>などに注目しておきたい。

また、社内会議などの際に通信を暗号化して安全性を高めるVPN(仮想私設網)などが頻繁に活用されているが、回線の渋滞が問題視される状況となっている。それを解消すべく米グーグルなどが取り組んでいるクラウドを活用した新たなセキュリティー対策などにもマーケットの関心が向かう可能性がある。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.