東エレクが大幅続伸、21年3月期は営業利益16%増で72円増配を予想
東京エレクトロン<8035>が大幅続伸している。18日の取引終了後、未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高1兆2800億円(前期比13.5%増)、営業利益2750億円(同15.9%増)、純利益2050億円(同10.7%増)を見込むと発表しており、2ケタ営業増益見通しを好感した買いが入っている。
新型コロナウイルス感染拡大の状況は引き続き注視するものの、半導体及びFPD市場はIoT/5G/AIの普及により中長期的に需要が拡大すると予想。これを受けて、半導体製造装置及びFPD製造装置市場がともに前年比10%程度増加するとみていることが要因としている。なお、年間配当は660円(前期588円)を予定している。