英ポンド週間見通し:もみ合いか、通商協議の行方は予断を許さない状況に

通貨
2020年6月20日 14時59分

■軟調推移、英中銀は債券購入プログラムの規模拡大を決定

先週のポンド・円は軟調推移。英中央銀行は6月18日、債券購入プログラム規模を1000億ポンド拡大することを決定したが、「必要に応じてさらなる行動をとる用意がある」との見解を表明したことから、リスク回避的なポンド売りは縮小しなかった。米ドル・円相場が円高方向に振れたことも影響し、ポンド・円は一時132円を下回った。取引レンジ:131円95銭-136円36銭。

■もみ合いか、通商協議の行方は予断を許さない状況に

今週のポンド・円はもみ合いか。英中央銀行は債券購入プログラムの規模拡大を決定したこと、通商問題などを巡る英国と欧州連合(EU)の協議の行方は、予断を許さない状況が続いているようだ。そのため、リスク選好的なポンド買いがただちに広がる可能性は低いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント

・23日:6月製造業PMI(5月:40.7)

・23日:6月サービス業PMI(5月:29.0)

予想レンジ:131円00銭-135円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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