マザーズ先物見通し:続伸、政府の政策期待が下支え

市況
2020年6月24日 8時40分

本日のマザーズ先物は、続伸が予想される。23日の米国市場はトランプ政権が米中貿易第1段階貿易協定の続行を再確認したほか、クドロー国家経済会議(NEC)委員長がウイルス感染第2波の兆候は見られず経済を再度封鎖する可能性を否定したため、景気回復期待が強まり大きく上昇して寄り付いた。さらに、ムニューシン米財務長官が真剣に追加救済策を協議しており7月にも可決されるとの見通しを示したことも好感され続伸して取引が終了した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは過去最高値を更新した。本日のマザーズ先物は、ナイトセッションは小幅安となったが、海外市場が続伸であったことで続伸が期待される。海外市場ではコロナ第2波の兆候が否定されたことで時価総額上位のアンジェス<4563>などバイオ株は重い値動きとなり先物の重しとなりそうだ。ただし、政府がデジタル行政を推進していることで、時価総額上位の弁護士ドットコム<6027>など電子化関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。上値のメドは1047.0pt、下値のメドは981.6ptとする。

《YN》

提供:フィスコ

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