26日の株式相場見通し=反発、米株切り返しを受け買い戻し優勢に

市況
2020年6月26日 7時52分

26日の東京株式市場は買いが先行し日経平均は反発に転じそうだ。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに朝方は安かったもののその後切り返し、終盤に上げ幅を広げた。新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念は強いものの、前日の急落の反動で目先リバウンド狙いの買いや空売りの買い戻しが全体相場を押し上げた。米金融当局が2008年のサブプライム危機時に導入した金融規制の一部緩和を発表したことで、大手金融株が買われ全体指数に寄与している。東京市場でもリスクオフの巻き戻しが入り、銀行株や主力輸出株をはじめ広範囲に買いが優勢となる可能性が高い。外国為替市場で1ドル=107円台前半の推移と円安水準で推移していることもポジティブ材料となる。日経平均は2万2000円台半ばを目指す展開が予想される。

25日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比299ドル66セント高の2万5745ドル60セントと反発。ナスダック総合株価指数は、同107.837ポイント高の1万17.003だった。

日程面では、きょうは6月の都区部消費者物価指数(CPI)。東証マザーズ市場にコマースOneホールディングス<4496>が新規上場。海外では5月の米個人所得・個人支出、6月のミシガン大学米消費者態度指数(確報値)など。

出所:MINKABU PRESS

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