明日注目すべき【好決算】銘柄 cotta、パルテック、オークワ (26日大引け後 発表分)
26日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
cotta <3359> [東証M] ★今期経常を5倍上方修正
◆20年9月期の連結経常利益を従来予想の4300万円→2億1400万円に5.0倍上方修正。減益率が87.7%減→38.9%減に縮小する見通しとなった。今期業績の上方修正は5月に続き、2回目。5月以降も巣ごもり消費による需要拡大が継続し、菓子・パン作りの通販サイト「cotta」の売上高が計画を大幅に上回るうえ、生協の宅配サービス販売を通じて子会社ヒラカワの業績も伸びる。
ハローズ <2742> ★3-5月期(1Q)経常は76%増益で着地
◆21年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比76.1%増の19億円に拡大して着地。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりが追い風となり、17.6%の大幅増収を達成した。
上期計画の25億円に対する進捗率は76.3%に達しており、業績上振れが期待される。
PALTEK <7587> [東証2] ★上期最終を75%上方修正
◆20年12月期上期(1-6月)の連結最終利益を従来予想の8000万円→1億4000万円に75.0%上方修正。増益率が3.5倍→6.1倍に拡大する見通しとなった。業績不振のセンサIC開発事業から撤退し、子会社テクノロジー・イノベーションを解散することを決定。同社にかかる株式評価損と貸倒損失の損金算入が可能となることなどが利益上振れの要因となる。
オークワ <8217> ★3-5月期(1Q)経常は41倍増益、通期上方修正
◆21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比41倍の20.7億円に急拡大して着地。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う内食需要の高まりが大きな追い風となった。
第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の40億円→47億円に17.5%上方修正。増益率が6.5%増→25.2%増に拡大する見通しとなった。
ジュンテン <9835> [東証2] ★上期経常を2.5倍上方修正、通期も増額
◆21年2月期上期(3-8月)の経常利益(非連結)を従来予想の5.5億円→13.7億円に2.5倍上方修正。増益率が33.8%増→3.3倍に拡大する見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、マスクや除菌剤などの感染予防関連商品、園芸や資材などの巣ごもり消費関連の販売が伸び、売上高が計画を10.2%上回ることが利益を押し上げる。
併せて、通期の経常利益も従来予想の3.5億円→9億円に2.6倍上方修正。増益率が40.0%増→3.6倍に拡大する見通しとなった。
株探ニュース