テクノスJは1年4カ月ぶり800円台乗せ、DX需要背景にERPソフト導入支援好調
テクノスジャパン<3666>は全体急落相場のなか続伸、一時8%を超える上昇で800円ライン突破を果たした。同社株が800円台に乗せるのは昨年2月初旬以来約1年4カ月ぶりとなる。世界屈指のソフトウエア企業である独SAP製を中心にERPソフトの導入支援ビジネスを手掛けるが、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を背景に案件獲得が進んでいる。21年3月期営業利益は前期比2.8倍の8億円を計画するなど新型コロナ感染拡大の影響を受けない業態が注目されている。顧客情報を統合・一元管理する顧客管理システム(CRM)の構築にも注力し、今後はERPとCRMを連携してサプライチェーンの効率化を実現するプラットフォーム(CBP)にも力を入れていく方針。