DCMが3日続伸、既存店売上好調で第1四半期7割営業増益
DCMホールディングス<3050>が3日続伸し年初来高値を更新している。29日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高1258億1600万円(前年同期比8.6%増)、営業利益116億600万円(同70.4%増)、純利益81億4900万円(同75.0%増)と大幅増益となったことが好感されている。
外出自粛や在宅勤務で生活スタイルが変化し、家庭内需要が増加したことを受けて、既存店売上高が9.0%増となったことが牽引役となった。また、販促活動の自粛により、広告宣伝費が減少したことも寄与した。
なお、21年2月期通期業績予想は、売上高4381億円(前期比0.2%増)、営業利益210億円(同0.8%増)、純利益130億円(同5.7%減)の従来見通しを据え置いている。