株価指数先物【昼のコメント】前引けにかけてショートカバーは一巡、後場はこう着感強まるか

市況
2020年7月2日 12時07分

日経225先物は11時30分時点、前日比130円高の2万2220円(+0.58%)前後で推移している。6月のISM製造業景況指数が予想を上回ったことなどを材料視した米国市場の流れを受けて、日経225先物は買い先行で始まり、寄り付きは2万2180円とシカゴ先物清算値(2万2185円)にサヤ寄せして始まった。その後はこう着感が強まるなか、現物の寄り付き後には2万2040円まで下押す場面もみられた。しかし、引き続き2万2000円近辺では底堅さが意識されており、前引けにかけてはショートカバーによって2万2230円まで上昇している。

前引けのTOPIXは0.77%の上昇となっており、後場は日銀のETF買い入れは入らないだろう。需給面での下支えが期待できない状況ではあるが、前場段階でいったん売り方のトレードが終了しているとみられる。2万2000円どころでの底堅さが確認できたこともあり、後場に入って改めて下を仕掛けるトレードは出しづらいところだ。ショートカバーで行き過ぎた価格は修正されるだろうが、米雇用統計を控えて上値を買い上がる流れは期待薄。一方で、下値の堅さも意識されやすく、2万2000~2万2250円辺りでのレンジ取引が続きそうだ。

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