テルモ反発、糖尿病治療支援システムの共同開発スタート
テルモ<4543>が反発している。同社は1日、MICIN(東京都千代田区)と糖尿病治療支援システムの共同開発を開始したと発表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。
このシステムは、個々の患者の血糖値や食事・運動・服薬などの情報に基づき糖尿病治療を支援することを目的としたデジタル治療。デジタル治療とは、医学的エビデンスに基づいたソフトウェアによる治療介入で、疾病の管理だけでなく、予防・治療を支援する治療法で、患者ひとりひとりに合わせた個別化医療を支援できること、受診する間の診療空白期間にも介入支援できること、蓄積されるデータで治療法の向上を図れることなどから、特に慢性疾患での活用が期待されている。