株価指数先物【昼のコメント】引けにかけてはショートカバーで切り返す展開も意識

市況
2020年7月3日 12時10分

日経225先物は11時30分時点、前日比変わらずの2万2180円(±0.00%)前後で推移している。予想を上回った6月の雇用統計を受けた米国市場の流れから、日経225先物は買い先行で始まり、寄り付きは2万2300円とシカゴ先物清算値(2万2315円)にサヤ寄せして始まった。しかし、寄り付き直後に付けた2万2310円を高値に、じりじりと上げ幅を縮小。前場半ばには、上海指数やハンセン指数が上昇して始まったことを受けて切り返す場面もみられたが続かず、前引けにかけてさらに上げ幅を縮める展開となった。

前引けのTOPIXは0.14%の上昇となっており、後場は日銀のETF買い入れはないだろう。米国市場は3連休に入った影響もあって商いは膨れず、週末要因から様子見ムードも強まりやすい。ただし、短期筋の商いが中心であるが、買い一巡後の弱い値動きはある程度想定されていたと考えられる。大引け間際には、東京都の新型コロナウイルス感染者数の増減が伝わることで仕掛け的な動きも出る可能性があるが、引けにかけてはショートカバーで切り返す展開も意識されよう。

日経225先物は25日移動平均線に上値を抑えられるものの、5日移動平均線レベルでの底堅さが意識されている。なお、2万2000円レベルまで仕掛けてくるようであれば、押し目狙いとなる。

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