来週の為替相場見通し=手掛かり材料難で一進一退継続か
来週の外国為替市場のドル円相場は、依然手掛かり材料難のなか107円台での一進一退が続きそうだ。予想レンジは1ドル=107円00~108円00銭。
今週は1日に一時108円16銭まで上昇した。ただ、108円台での滞在時間はわずかであり、その後、再度107円半ばの水準に値を戻しており、上値の重さを意識する展開となった。来週は目立ったイベントはなく、新型コロナウイルス感染者数の動向を横目にみる展開が予想される。来週は6日に米6月ISM非製造業景況感指数が発表されるほか、9日に中国6月消費者物価、10日に米6月生産者物価が公表される。