ワールドが大幅反発、6月国内既存店売上高14%減も前月に比べ改善

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2020年7月6日 10時55分

ワールド<3612>が大幅高で6日ぶりに反発している。前週末3日の取引終了後に発表した6月度の国内小売事業売上高で、既存店売上高が前年同月比14.1%減となり、4月の同84.5%減、5月の同71.8%減から減収率が大幅に縮小したことが好感されている。

緊急事態宣言の解除により6月3日から全店舗で営業を再開し、上旬から想定以上のスピードで力強く回復しているものの、集客力の高い都心部の駅ビルや百貨店では、週末を中心に依然として客数の戻りが緩慢という。アイテム別では、気温の上昇を受けて羽織物が低調となった一方、ニットプルオーバーなど軽衣料が好調に推移。また、家での過ごし方を充実させる生活雑貨への需要も旺盛だったとしている。なお、EC販路は顧客流入の傾向が継続しており、同56.2%増と大幅に伸長した。

出所:MINKABU PRESS

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