フュージョンはS高、大型DM案件の受注寄与し第1四半期営業利益9.5倍
フュージョン<3977>は後場急伸しストップ高の1970円に買われている。前引け後に発表した第1四半期(3~5月)単独決算が、売上高3億9200万円(前年同期比27.5%増)、営業利益3300万円(同9.5倍)と大幅増益となり、営業利益が通期計画を上回って着地したことが好感されている。
WEBサイト構築などを手掛けるテクノロジー領域で既存クライアント企業からスマホアプリ開発案件やWEBサイトリニューアル案件などを受注したほか、ダイレクトメール(DM)を手掛けるクリエィティブ領域で既存クライアント企業から大型のDM案件などを受注したことが寄与した。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高14億円(前期比5.7%増)、営業利益1900万円(同43.7%減)の従来見通しを据え置いている。