カネカは4日ぶり反発、消化器事業及び電気生理事業を強化へ
カネカ<4118>が4日ぶりに反発している。同社はきょう、インターベンショナルな手術(心臓、血管、脳、消化器などの病気に対して、内視鏡を挿入して行う治療法)に使用する消化器分野及び不整脈を診断、治療する電気生理分野の事業を拡大・強化すると発表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。
同社はこのほど、グループ会社のリバーセイコーの全株式を取得したのを機に、医療機器受託製造を中心とした事業体制から、製造およびR&B機能(製品開発から営業企画)を併せ持つ医療機器事業会社として再構築する方針。人員、機能の拡充によるマーケティング、研究開発、製造体制の整備、新製品・ソリューションの創出力を高めることで事業機会の拡大を狙い、2024年には同事業領域の売上高100億円を目指すとしている。