FCHDは一時S高、子会社が橋梁下部工のモニタリングシステム開発
FCホールディングス<6542>が一時ストップ高まで買われた。熊本豪雨を受け、土木コンサルを手掛ける同社に関心が高まっているもよう。また、同社はきょう、子会社の福山コンサルタントが橋梁下部工のモニタリングシステムを開発し、提供を開始したことを明らかにしており、これが材料視されている面もあるようだ。
橋梁下部工の洗堀状況の確認については、洪水発生時などに現地に赴く必要があるため時間を要するとともに危険が伴うが、このシステムを導入することで現地に行かずに迅速かつ安全に、河川内橋脚の洗掘状況の異常検知および橋梁の通行可否の判断などを行うことが可能になる。同社は同技術を用いた鉄道橋下部工の洗掘評価の実績を多数持ち、今回のシステムは同技術をリモートモニタリング対応とする開発を行い、道路橋への適用を図ったものだという。