東京金見通し:上昇、投機資金も流入で上昇基調継続か

市況
2020年7月9日 8時40分

TOCOM金 21年6月限・夜間取引終値:6241円(前日日中取引終値↑40円)

・想定レンジ:上限6280円-下限6200円

9日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年6月限)は上昇しそうだ。米国では、新型コロナ感染者数がこれまでの最速のペースで増えていると伝えられており、昨日の米株式市場ではダウ平均が小幅に下げる場面もあった。日本でも新型コロナへの警戒感が強く、安全資産とされる金への需要は引き続き旺盛となりそうだ。金先物は騰勢を強めており、投機資金も流入するかたちで上昇基調を継続しそうだ。ただ、早朝の外為市場で一時、1ドル=107円10銭台と、昨日の円の安値から50銭ほど円高・ドル安に振れており、さらに円高が進むようだと、金先物の上値が重くなる可能性もある。

《YN》

提供:フィスコ

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