東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、米株高も上値重い展開

市況
2020年7月9日 9時04分

9日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比3円高の2万2442円と小反発。

全般は強弱感が対立。前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要株3指数が揃って上場、ナスダック総合指数は史上最高値を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念は拭えないものの、米主要企業の決算発表シーズンを前にコロナ耐性の強いハイテク株中心に買いが優勢となった。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数も最高値を更新しており、東京市場もこの流れを引き継ぎ半導体やIT関連株などを中心に買いが集まりやすい。ただ、あすにETF決算に絡む分配金捻出のための売り圧力が予想されるだけに買いの勢いは限定的となっている。

出所:MINKABU PRESS

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