テラスカイがカイ気配、旺盛なクラウド需要捉え第1四半期は大幅増収増益
テラスカイ<3915>はカイ気配でスタート。15日の取引終了後に発表した21年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算は、売上高29億2600万円(前年同期比37.8%増)、経常利益3億1900万円(同66.1%増)といずれも拡大しており、これを好感する買いが入っている。
クラウド市場が急速に拡大するなか、主力のソリューション事業でセールスフォースを中心としたクラウドサービスの導入開発案件、アマゾンウェブサービス(AWS)へのクラウドマイグレーション案件が大幅に増加した。また、製品事業でクラウドデータ連携基盤や画面作成ツール、グループウェアの契約が引き続き伸びたことも増益に貢献した。第1四半期経常利益の通期計画(5億円)に対する進捗率は62.9%に達しており、業績上振れ期待が台頭している。