メンバーズ続急伸で底値離脱、DX追い風でテレワークでも先駆
メンバーズ<2130>が続急伸、一時5.7%高の1507円まで上値を伸ばし25日移動平均線とのマイナスカイ離を解消した。ここ1400円近辺で値ごろ感に着目した継続的な押し目買いが流入して売り物が枯れ、底値もみ合いからの離脱を鮮明としている。ネット広告の仲介やWebサイトのデザイン制作などのほか、デジタルクリエーター人材の育成・派遣に力を入れており、加速する企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資を背景に収益環境に追い風が強い。新型コロナウイルスの感染拡大を契機にIT系企業などを中心としてテレワークの導入比率が高まっているが、同社はコロナ禍よりも早い段階から同分野で先駆しており、既に昨年11月に総務省が実施する令和元年度の「テレワーク先駆者」に認定されている。