小松ウオールが大幅反落、第1四半期は営業利益86%減
小松ウオール工業<7949>が大幅反落している。20日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)単独決算が、売上高66億4200万円(前年同期比12.8%減)、営業利益5500万円(同85.5%減)、純利益5300万円(同78.3%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
緊急事態宣言の発令による顧客企業の営業活動自粛に伴い、受注活動の停滞が避けられず、当初見込んでいた工事の受注時期が遅れるなどの影響が出たことが響いた。また、受注していた工事の中断や遅延が生じたことも影響した。
同時に、未定としていた21年3月期通期業績予想を発表しており、売上高330億円(前期比12.0%減)、営業利益15億円(同59.9%減)、純利益10億円(同61.2%減)を見込んでいる。