NY株式:NYダウ114ドル高、ウイルスワクチンへの期待が下支え

市況
2020年7月28日 7時00分

米国株式相場は反発。ダウ平均は114.88ドル高の26584.77ドル、ナスダックは173.09ポイント高の10536.27ポイントで取引を終了した。アリゾナやフロリダ州でのウイルス感染ペースが鈍化したほか、製薬会社モデルナが最終段階の治験を開始することを明らかにし、期待感から上昇して寄り付いた。政府の追加財政策への期待やハイテク株も今週の決算を控えて買いが広がり、終日堅調推移となった。セクター別では、半導体・同製造装置、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、銀行が下落。

バイオ製薬のモデルナ(MRNA)は、新型コロナウイルス感染症のワクチン開発で政府から2度目の開発資金を確保し、治験第3弾への期待感から急伸した。医薬品メーカーのバイオジェン(BIIB)はモルガンスタンレーによる投資判断引き上げが好感され上昇。また、オンライン小売りのアマゾン(AMZN)も複数のアナリストが目標株価を引き上げ堅調推移となった。おもちゃメーカーのハスブロ(HAS)は決算が予想を下回り急落。オンラインカジノを経営するドラフトキング(DKING)はメジャーリーグ(MLB)機構が一部の試合延期を発表したことで下落した。

スポーツウェアのアンダ?アーマー(UAA)は会計処理を巡る捜査に関連して、創業者と最高財務責任者(CFO)を対象に法的措置の可能性の事前通知を証券取引委員会(SEC)から受け取ったことが明らかとなった。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.