28日の株式相場見通し=底堅い展開か、NYダウ反発受け堅調推移も
28日の東京株式市場は、底堅い展開か。米株式市場でNYダウ、ナスダック指数ともに反発。新型コロナウイルスに対するワクチン開発への期待が膨らんだほか、今晩から2日間の予定で開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で、ハト派的な姿勢が示されるとの期待が浮上した。米IT関連株が買われたことから、日本株にも買い安心感が広がりそうだ。ただ、日経平均株価の上値は重く、頭を押さえられる展開は続きそうだ。
27日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比114ドル88セント高の2万6584ドル77セントと3日ぶりに反発。ナスダック総合株価指数は、同173.090ポイント高の1万536.267と同じく3日ぶりに反発した。
日程面では、きょうは6月企業向けサービス価格指数が発表される。引け後に東京エレクトロン<8035>やキヤノン<7751>、日産自動車<7201>などの決算が発表される。