東京株式(大引け)=58円安と3日続落、薄商いのなか後場値を消す

市況
2020年7月28日 15時53分

28日の東京株式市場で日経平均株価は小幅安。前場には一時120円を超える上昇となる場面があったが、市場参加者は限定的で薄商いのなか後場に入り値を消した。

大引けの日経平均株価は前日比58円47銭安の2万2657円38銭。東証1部の売買高概算は10億8836万株。売買代金概算は1兆9878億9100万円となった。値上がり銘柄数は557と全体の約25%、値下がり銘柄数は1534、変わらずは81銘柄だった。

27日の米株式市場では、NYダウが前日比114ドル高と3日ぶりに反発。新型コロナウイルスに対するワクチン開発への期待などが相場を押し上げた。これを受けた東京市場も朝方は小幅高で始まり、午前10時過ぎに2万2800円台を超える水準に上昇した。ただ、後場に入ると新型コロナ感染者が増加していることも警戒され、売りが先行し小幅安で取引を終えた。

個別銘柄では、任天堂<7974>やトヨタ自動車<7203>が安く、ファーストリテイリング<9983>や日本電産<6594>が値を下げた。弁護士ドットコム<6027>やAiming<3911>が売られ、日本取引所グループ<8697>が軟調。今3月期の連結最終損益が3000億円の赤字になりそうだと発表した三菱自動車工業<7211>が急落した。

半面、ソフトバンクグループ<9984>が高く、ソニー<6758>や東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、SUMCO<3436>といったハイテク株の一角が堅調。第一三共<4568>や富士フイルムホールディングス<4901>が値を上げた。サイバーエージェント<4751>や神戸物産<3038>がしっかり。前日好業績を発表したコーエーテクモホールディングス<3635>が急伸した。

出所:MINKABU PRESS

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