NY株式:NYダウ160ドル高、連銀による緩和策の長期維持期待広がる

市況
2020年7月30日 7時00分

米国株式相場は反発。ダウ平均は160.29ドル高の26539.57ドル、ナスダックは140.85ポイント高の10542.94ポイントで取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が当面金融刺激策を維持するとの期待感から買いが先行。その後、連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通りゼロ金利据え置きを決定し、回復に自信が戻るまで長期にわたり低金利を維持する方針を示したほか、パウエルFRB議長も会見で回復を支援するためにあらゆる手段を活用していく断固とした方針を再表明すると一段高となった。セクター別では、ヘルスケア機器・サービス、銀行が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。

コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)は第3四半期決算の損失が予想ほど悪化しなかったことが好感され上昇。半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)も決算が予想を上回ったほか、通期売上高見通しを上方修正し、急伸。一方、複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は予想を上回る損失を計上し下落した。航空機メーカーのボーイング(BA)は第2四半期決算で24億ドル損失を計上、同時に737マックスの増産ペースを緩め、大型旅客機777Xの納入開始を遅らせる方針を発表し下落した。

下院司法委員会は29日、アップル(AAPL)、アマゾン(AMZN)、アルファベット(GOOGL)、フェイスブック(FB)の主要ハイテク企業4社のCEOに対し、反トラスト法(独占禁止法)を巡り市場を不当にゆがめていないかどうかを問う議会証言を実施したが市場への影響は限定的だった。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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