外為サマリー:一時1ドル104円40銭台に軟化、米景気懸念からのドル売り継続

通貨
2020年7月31日 10時25分

31日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=104円54銭前後と前日の午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高となっている。

30日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=104円73銭前後と前日に比べ20銭弱のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された米4~6月期国内総生産(GDP)が過去最大の落ち込みとなったことや、前週分の米新規失業保険申請件数が2週連続で増えたことが重荷。米経済の回復期待が後退し、一時104円68銭まで軟化した。

米経済指標の悪化で新型コロナウイルスの経済への影響の大きさが改めて意識されるなか、東京市場に移ってからもリスク回避的なドル売り・円買いが優勢。日経平均株価が下げ幅を広げるにつれドル円相場も一段安となり、午前9時40分過ぎには104円48銭をつける場面があった。その後の戻りは鈍く、きょう午前10時に発表される予定の中国7月製造業購買担当者景気指数(PMI)を見極めたいとする向きが多いようだ。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1865ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0110ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=124円05銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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